うわーってなった時の処方箋

苛立ちと憂うつと退屈

ライブハウスの女

サブカル的な考え方はもうそろそろいいんじゃないかと自分にいいたい。

最近、進撃の巨人のアニメを最初から見出してこのまえ最新話に追いついた。

実は昔10代の頃に10巻くらいまでは読んでたんだけど、想像してた以上にものすごく売れたじゃないですか、それでなんとなく読むのをやめた。

20代半ばになった今、俺も少しは大人になって大衆的なものを迎合する気持ちを持ったというわけだ。

 

いや、そんなものねーわ。

大衆的なものの中でも好きなものはあるだろうが、基本的には嫌いだ。

 

‪数年前にライブハウスで話した女の子のことをふと思い出した。

日本のロックバンドが好きらしく、邦楽ロックの膨大な知識量を自慢げに喋っていた。

何やら自分のセンスに絶対の自信を持っているようだった。

その場にはもう一人男性がいて、俺は黙って二人の話を聞いていた。

 

少女漫画の話になった時に、大島弓子の名前を出したら、その女の子は知らない様子だったが、隣にいた男性は知っていたのでもう一歩踏み込んで話そうとした矢先、女の子が「私が知らない話はやめて」と言った。

 

これだと思った。

たいした知識量でもなく、浅い範囲内のことをこの世の全ての芸術に精通しているかのように話す感じ、その上自分の考えを押し通そうとする鉄面皮のような精神と我欲の持ち主。

これがまさに俺のイメージするサブカル女子だった。

そのあともちろん少女漫画の話は終わり、別の話題に移った。

 

やっぱり悪口を書く時が一番いきいきするな。

この感じだと俺はまだまだ青くさい捻くれ者でいられそうだ…