うわーってなった時の処方箋

苛立ちと憂うつと退屈

ルッキズムに思うこと

人間みんな嫌いだ、男も女もみんな死んでしまえって思いながら毎日生きてる。

人に嫌われたっていい、という気持ちで過ごしていたら、どんどん嫌われていった。

でもいいんだ。

好かれるよりも嫌われた方がいい。

嫌われれば、期待をする必要もないし、裏切られた気分になることもないし、傷つかないで済む。

 

それなのに俺はまだ寂しさを克服できてない。

傷つくことはないと思ったのにそれでも傷つく。

異性からの愛を欲している。

俺が嫌悪し嫌われたいと願うあいつらからの優しい言葉を待っているんだ。

本当におかしな話で、バイト中はお前ら全員敵だというような目でいるくせに、家に帰るとマッチングアプリを始めたい気持ちが高まっている。

マッチングアプリなんてあんなの正にルッキズムの巣窟じゃないか。

スペックだなんだって数字を比較して、優れているかどうかで判別する。

俺みたいな人間が期待するところではない、のだけど…

 

でも思うわけですよ、俺がルッキズムに対して反抗的な感情を抱くのは、俺自身もルッキズムに囚われてるからではないのかと。

人間、所詮卑しい生き物で、なるべくそれに抗いたいが、矛盾だってあるさ。

 

要するに美しくないものは美しくない人生しか歩めないんだ。