歩きタバコがよくないのはわかってるので基本的にはしないけど、人がほとんど通らない道を夜歩いていると吸いたくなる時がある。
それが今日だった。
バイトから帰る夜道、夜風を浴びていたら、どうしようもない気持ちと相まってタバコが吸いたくなった。
人通りのない道を歩いたのだけど、たまたま1人じいさんとすれ違った。
ずっとひとりごとを言っていて頭おかしそうな人だなーなんて思ってたらこっちに来て、片言っぽい喋り方で話しかけてきた。
適当にあしらって帰ろうと思ったら、「タバコ、ヤメロ」と注意をしだしてきて、状況的に考えたら俺の方が悪いのでタバコを消したのだけど、そのあと俺の腕をつかみ、「謝れ」「俺は親父だぞ」「ガキぶっ飛ばすぞ」とだんだん暴言になっていった。
押し問答みたいになり、腕もずっと掴んだまま離してくれず埒があかないので、腕を掴まれたまま相手を押し倒して、地面に倒れた隙に走って帰った。
俺が100%正しいと言い切れないので相手のことを悪く言えないが、だいぶ面倒なことに巻き込まれた。
でもこういうのはなんだか生きてる実感を得られた気がして嫌いじゃないです。
あと歩きタバコはやっぱりよくない。