うわーってなった時の処方箋

苛立ちと憂うつと退屈

出会い

この間イベント系のバイトをやった時に、男子大学生と知り合った。

集合場所に集まって待機していた時にちょうど隣にいて、向こうから話しかけてきた。

別に意気投合したわけではないけれど、それから休憩時間に話すくらいの仲にはなった。

 

俺より身長が高く、マッチョってわけではないが引っ越しのバイトとかやってそうな感じの人で、俺は別に友達作ろうなんて微塵も考えてなかったし、休憩時間も一人で本を読もうと思ったいたので、話しかけてこなくていいのになぁとか思ったのだけど、話してみると思ったよりは会話が途切れなくて、わりと相性がいいのかなんだかんだ喋った。

年齢を聞かれた時に、正直に26歳と答えるのに引け目を感じて24歳と答えたこと以外はフラットな気持ちで話せていた。

 

思うに、やる気なさそうで態度もそんなよくない感じが多少性格的に合ったんじゃないかな。

今までの経験上、やたらバイトで張り切る人とか、キョロ充みたいなタイプや、オタクよりの人あたりとはまったく合わなかったから。

まあ結局その人はやる気なさげな態度とは裏腹に積極的に仕事をしていたので、俺だけが取り残される形となったのだが。

大学の文化祭がコロナかなんかで参加できない代わりに来てたみたいだし、イベント系のバイトが向いてたんだろうね。

 

俺が3日目の朝にクビになったので、連絡先も交換してないし、もう会うこともないだろうが、最後あいさつくらいはしておきたかったな。

まあ単発のバイトなんてそんなもんか。

少し寂しいねって話。