うわーってなった時の処方箋

苛立ちと憂うつと退屈

花のあしあと

今日は小学生の頃から飼ってた去年亡くなった実家の犬の命日。

花という名前。

普段写真のフォルダは見れないというか見ないようにしているんだけど、久々に元気に生きてる時の動画や死ぬ直前の動画を見返したら自然と涙があふれた。

呼んでも反応しなくなったその前、まだ俺のことを認識している状態の花に最後に会った時、少しイライラしててトイレじゃないところでおしっこをしたことに腹を立ててしまったのだけど、そのことをほんとうに後悔してる。

その時はそれが最後だとは思ってなかったから。

最後の記憶をせめていい形にしたかった。

認識されなくなったあとの俺の優しさは届いただろうか。

多分届いてないだろうけど、俺自身の気持ちの問題だった。

悲しみはいつまでも消えないんだ。

消えてはいけない悲しみがある。