日々が過ぎてゆく中でどうしようもない日というのがあって、得体の知れない不安に苛まれながら、訳もわからないまま少しずつ落ちてゆく。
這い上がる力もなく、何かに縋る気力もない。
いつの日か抱いた希望は知らない顔をしてタバコの煙のように消えてなくなった。
求めようとする心に疲れた。
夜は寝かしてくれるだろうか。
ただ眠りたい。
憂鬱でどうしようもない日にもちゃんと夜は来て、僕らを包んでくれる。
そしてやがて朝がきて、最悪な気分で目を覚ます。
こんなダメな僕にも毎日はやってくる。