うわーってなった時の処方箋

苛立ちと憂うつと退屈

直島に行った時に思ったこと

今年の八月に四国へ一人旅をしに行った。

別に旅行記なんて書くつもりはないから、直島に行った時に思ったことだけを書く。

一人旅に行く時は、行きたい場所をまず決め、時刻表とにらめっこしてルートを決め、ホテルをとる、という下準備を済ませてから行くのだけど、その計画は綿密とは言い難いだいぶ大雑把なもので、前日の夜にルートを変えざるを得なくなることが多々ある。

 

四国一人旅1日目、岡山のカプセルホテルに泊まった僕は寝る前の準備を終え、明日の予定を確認していた。

その時に衝撃的な事実が飛び込んできた。

地中美術館という直島のメインスポットがあって、そこに行くことがいちばんの目的だったのだけど、まさかの予約制だった。

終わったと思った。

当然予約は埋まっていて行けなかった。

なんでこんな馬鹿なんだろって自己嫌悪でいっぱいになった。

あれはほんとに今でも後悔してる。

 

直島には直島=黄色い南瓜というような代表的なオブジェがあって、僕もそれを見ておきたいなと思っていた。

いざ直島に着いて、色々見て回り、黄色い南瓜がある場所にやってきたら、そこまで長蛇ではないものの、順番待ちの列ができていた。

 

それを見た途端急に冷めてしまった。

芸術ってなんなんだろうって思った。

 

そんなのディズニーランドでミッキーと写真撮るのと変わらないじゃないか。

 写真を撮ることが目的となった時点で芸術とか関係なくなっている気がする。

もちろん作品と創作者に罪はなく、写真のために消費されたとしても作品の価値が下がるわけではないけれど、どうでもよくなってしまったのも事実。 

 

なんか思ったより書きたいことが浮かばなかったのでおわり。